行田の古民家カフェと足袋の博物館
今年に入ってから、なぜか風が強い日がずっと続いていて、サイクリングには出かけられそうもないので、去年の12月に、行田に行った時のお話でもしようかな。
「カフェギャラリー 高澤記念館」でランチ
髙澤記念館の古民家カフェにお昼の12時近くに着きました。混んでいたらどうしようと、ちょっとドキドキしながらドアを開けましたが、まだ空席がいくつかあり、幸運にも窓際に座ることができました。ここは金・土・日しか開いていないので、予約して来るお客さんも多いみたいです。
「古墳カレー」とは?
お昼ごはんには、古代米カレーを注文しました。
このカレーは「古墳カレー」とも呼ばれていて、古代米で炊かれたご飯が行田の名所にもなっている古墳の形で盛り付けられているのですが、行田のいくつかの飲食店で、その店独自の様々な味やアレンジで提供されていてます。
ここの古墳カレーにはチキンとココナツがあって、店の方にどちらがおすすめですか?と聞いたら、「ココナツのほうが、野菜が多くて私は好きなんですよ」と言われたので、ココナツにしてみました。左側はサラダで、セロリのすりおろしの入ったドレッシングをかけていただくのですが、カレーと混ぜながら食べるとまた味が複雑になっておすすめとのこと。カレーはそんなに辛すぎず、ココナツやスパイスのやさしい香りがして、食べやすかったです。でも、お肉が入っていなかった〜! なので、迷っていたケーキも注文……
デザートは、はちみつクリームの「シフォンケーキ」
お庭にあるミツバチの巣箱から取れたはちみつが入ったクリームが添えられていて、生地もふんわり、もっちりで美味しかったです。でも実を言うと、カレーのココナツの油分とケーキの生クリームのせいか、後でちょっと胃がもたれ気味になってしまいました。元々油ものが得意でないのに、少し調子に乗って頼みすぎてしまったのかも (^^;。離れた席に座っていた女子会の方たちは、「ぜ〜んぜん余裕で入るわぁ!」とパクパク食べていました。
食後に髙澤記念館の中を見て回りました。建てられたのは江戸時代中期だそうで、当時の面影を残すような古い家具のある部屋に加え、明治・大正時代の調度品のあるモダンな雰囲気の部屋もあり、どちらも素敵でした。
「足袋とくらしの博物館」で行田の足袋を知る
昼食の後は、「足袋とくらしの博物館」へ向かいました。ここはドラマ「陸王」が始まる前から行ってみたいなぁと思っていたところなのですが、気がついたらブームになっていて、結構人が多かったです。
入り口で、「入館料200円かかりますけど、よろしいですか?」と聞かれ、「はい、大丈夫です〜」と、スリッパに履き替えて中に入りました。
この博物館、元は牧野本店という足袋屋さんの足袋工場だったそうです。館内には、元足袋職人の方が2名いらっしゃって、ミシンなどの機械を動かす実演をされていました。
こちらは型抜きの機械のようです。
武双山関、把瑠都関の足袋の型紙がありました。行田で足袋を作ってもらっていたんですね 。
おみやげに「豆足袋」
博物館のおみやげコーナーには、通常の足袋やオーダーメイドの足袋の他に、足袋ソックスなど色んなものが置いてあったのですが、豆足袋ストラップで青地にトンボ (勝ち虫) の柄のものを見つけ、これがドラマ「陸王」に出てくる、こはぜ屋さんの商標だったので、思わず1つ買ってしまいました。
その後、観光案内所「まちづくりミュージアム」にも行ったのですが、こちらには赤地にトンボの豆足袋ストラップがあり、ついついこっちも購入。。。ああ、なんかブームに乗せられちゃったかなぁ。(^^ゞ
まちづくりミュージアム