Soramimi Ride

空耳に乗って、おでかけしよう

川越の街と博物館

先日サイクリングで、川越に行ってきました。

行楽シーズンは混んでいて、行列ができているお店も多いのですが、冬はわりと人が少ないので、並ぶのが嫌な方は今がおすすめです。

小江戸 蔵里

最初に蔵里に行ってみました。元々酒蔵だった所を、みやげ店やレストラン、イベントスペースなどに改装した商業施設です。

小江戸 蔵里

f:id:Sorausa:20180115154227j:plain

つどい処(展示蔵)

この蔵は、資料館やイベントスペースとして利用されているようです。私が行った時は何も開催されていなかったのですが、パネルやその他の展示で、この酒蔵の歴史を知ることが出来ました。

ここの資料によると、展示蔵は瓶詰作業場のあった所で、当時は酒の瓶詰め作業や酒粕の貯蔵が行われていたそうです。

f:id:Sorausa:20180115154915j:plain f:id:Sorausa:20180115155612j:plain

おみやげ処(明治蔵)

明治蔵では、酒を搾ったり、調合したりする工程が行われていたそうです。

ここに元々あった酒蔵の小江戸鏡山酒造のお酒や、川越の有名店の菓子や食品、工芸品などが、選ぶのに苦労するくらい沢山並んでいました。

おみやげ品によっては、お店のちょっとした紹介が書かれたカード(POP)が置かれていて、例えば、「ああ、このお菓子はこのカフェで作られているんだ」と分かり、「じゃあ、今度行ってみようかな」なんて気にさせてくれます。地域活性化にも貢献しているのでしょうね。

おみやげは、ワイン酵母で仕込んだ日本酒、バラ売りの和菓子などを買いました。

まかない処(大正蔵

正蔵は、もとお酒の貯蔵庫だったそうです。

おみやげを買った後にまかない処のレストランに行ったら、開店前だったので、20分くらい時間を潰すことに。11時になってから行ってみたのですが、「本日は貸し切りで、予約のない方は入れないです」とのこと。う〜ん。張り紙でもしておいてくれたら、時間を無駄にせずに済んだのになぁ。メニューの写真は美味しそうだったのに、残念。

お昼は「カリフォルニア風メキシコ料理」

気を取り直し、地図で飲食店が多そうな通りを探して行ってみました。店先のメニューに大好きなメキシコ料理が並んでいるお店を見つけ、これは!と思い、入ってみました。

カリフォルニアキッチン W

週替りのタコスランチを注文し、今週は「ムサカケッサリトー」という、ムサカの具材をトルティーリャで包んで焼いたお料理でした。

ムサカは元々ギリシア料理ですが、このお店のアレンジメニューなのでしょう。トマト、ズッキーニ、チェダーチーズ、ベシャメルソース、メキシカンミートソースなどが入っていましたが、お肉がタコス味でメキシコ風。熱々で美味しかったです。

f:id:Sorausa:20180115165644j:plain

f:id:Sorausa:20180115165653j:plain

メインがちょっと少ないかなーとは思ったけど、ポテトが添えてあるし、これ以外にも、前菜にカップ入りのトマトスープやミニサラダ、食後にはドリンク、デザートがつくので、全部食べるとちょうど良いくらいにお腹がふくれました。

デザートは、抹茶プリンとバナナケーキ、アイス、カットフルーツ。バナナケーキとアイスを一緒に食べると美味しかったです(抹茶プリンの風味はちょっと好みではなかったけど)。

でも、これだけ付いてて1200円(税抜)は安いかも。川越のメインストリートのお店は高いところが多いけど、少し離れて探してみるのもいいな、と実感しました。 

大沢家住宅

f:id:Sorausa:20180115172407j:plain

f:id:Sorausa:20180115172418j:plain

札の辻から中央通りに入って少し進むと、左手に見える蔵造りの建物。現在はおみやげ屋さんになっています。国の重要文化財なのですが、見学の案内などがなかったので、取り敢えず中に入ってみることにしました。

大沢家住宅 

お店の方に「見学はこの1階だけなんですか?」と聞いたら、「ええ、お店の中だけなんです」とのこと。「そうなんですかぁ……」

ちょっとがっかりしたけど、取り敢えずおみやげをみてみることに。蔵里のみやげ処で売上2位と書かれていた「時の鐘ストラップ」と同じものを発見。「こちらで作られているんですか?」と聞くと、「ええ、当店のオリジナルで、蔵里さんにも卸しているんですよ」なのだそう。蔵里で買うかどうか迷って、買わなかったのだけど、折角なんでこちらで購入することに。

記念に「建物の中の写真を1枚撮っていいですか」と聞くと、「1枚と言わず、何枚でもどうぞ」と言ってくれたので、正面と階段から眺めた数枚を撮りました。

「昔は呉服屋でね、ここの通りで一番古い建物なんです」と、手短だけど、この建物の歴史なんかも説明してくれました。

後でGoogleマップをみてみたら、「2階は民家の絵画を展示している」と書いてあったけど、今はやっていないみたいですね。

時の鐘

f:id:Sorausa:20180115190553j:plain

f:id:Sorausa:20180115190515j:plain

中央通りの中ほどから見える、時の鐘。今は右隣の建物が工事中で、あまり写真映えしませんねぇ。

下をくぐって中に入ってみたら、薬師神社という神社があったので、お参りしました。1枚目の写真は薬師神社から見た、時の鐘です。

川越市立博物館

f:id:Sorausa:20180115185026j:plain

 川越市立博物館

以前、サイクリングで「川越城本丸御殿」に行ったことがあったのですが、その時は川越城がどんなお城だったのかあまり良くわかっていませんでした。その後、川越城について知るには川越市立博物館が良いという事を知り、今回行ってみることに。

館内の展示物の写真は、個人使用なら良いのですが(一部例外あり)、ブログに載せることはNGなのだそう。なので、文章だけでお伝えしますね。

中に入って1つ目の展示室には、川越城を中心とする大きなジオラマがあり、川越城がいかに攻めづらい城であったかなどが分かります。

太田道灌のコーナーもあり、ビデオを観ながら、生い立ちや、川越城江戸城の築城にどれだけ貢献したかを知ることも出来ました。

川越の蔵造りの歴史のコーナーでは、蔵の骨組みや壁の塗り方など、実物大の建築の一部を展示しながら解説していました。

その他にも多くの展示があり、大人200円の入館料で、たっぷり楽しむことが出来ましたよ。

帰り道の1枚

f:id:Sorausa:20180115192015j:plain

冬の伊佐沼には、多くの渡り鳥が来ていました。サギはシュッとしてて、遠目からみても格好いいですね(望遠レンズ付きのカメラがあればなぁ (^^; )。